当直って何?

 

「当直」っていう言葉が、医者の世界にはあります。

 

これは何かというと、「病院にいる」という状態のことを言います。

 

病院では、入院患者さんがいる場合は、誰か一人は医師がいないといけません。それが夜であってもです。
そのため、夜中に病院に泊まることを指して、当直と呼びます。

 

当直の勤務は、病院にもよりますが、
朝から夕方まで普通に勤務をして、そのまま夜病院に泊まって、次の日も仕事、というのがパターンです。
下手をすると、30時間以上ぶっ通しで勤務をすることになります。

 

 

本当は、当直中の業務は「もし何かがあった時に呼ばれて、その時だけ対応する」というのが本来の決まりなのですが、病院スタッフの看護師さんなどはあまりこの仕組みを知らない人もいたり、居て仕事をするのが当たり前と思っている人もいるので、場所によっては「こんなことで呼ぶのかよ」と声を大にして言いたくなるような時に些細な要件でも深夜に呼ばれることもあります。

 

 

救急外来をやる当直の場合は、「たまたま」救急に人が来てしまったのでそれに対応する、という体(てい)なのですが、ひっきりなしに患者さんが来る病院もあり、それは完全に勤務なのですが、そのままぶっ通しで数十時間働き、その次の日も次の次の日も勤務ということが起こります。

 

 

一方、ほんとに「寝て起きるだけの簡単な仕事です」、な寝当直と呼ばれる当直もあります。救急をやってない病院ではよくあります。楽なので、バイトとしていく場合もあります。

 

 

ですが、勤務医の当直は上のように、本当に忙しい場所もあります。特に若手の間はそういう当直が多いので
「当直でめっちゃ疲れたわ」と相手が言っていたら、
「(???)お疲れ様」ではなく、「(当直大変なのかな)、お疲れ様」といたわってあげてください。