強くてニューゲーム(いろいろな選択肢)

 

ゲームをしたことがある人なら、≪強くてニューゲーム≫というモードをご存じでしょうか?

 

 

これは、ロールプレイングゲームの仕組みですが、1度クリアしたゲームで、1週目に手に入れたアイテムや知識を使って、2週目で圧倒的に勝てるゲームを楽しむ、という仕組みです(大まかにいうと)

 

 

医師になる子の親は医師が多い理由の一つに、この「強くてニューゲーム状態」になっていることがあげられます。

 

 

子供を医学部に入れたいな、医師になってほしいな、という親御さんは、自分が小学校〜大学受験までを成功していることも多く、自分の子供にも似たようなことができてしまいそうに感じます。つまり、自分が良かったと思う方法や習い事などを、子供にも繁栄させて、余裕モードで人生を歩んでもらおうという感じです。そしてこれは成功していることも多いです。

 

 

もちろん、実際に、あらかじめある程度知っていたからといってすべて余裕モードでクリアできるかというと、もちろんそんなうまくはいきません。しかし、受験という部分においては、勉強方法や環境づくりなどの要素で結果が大きく変わり、その有効だと思われる方法はある程度存在しています。
(もちろん、個人の資質も違うし、厳密に同じ環境にすることは難しいですが)

 

 

では、自分がしたように子供に教育して医学部に入ってもらうようにすることや、受験勉強のコツを調べて子供に指導して良いでしょうか?私としては、アリだと考えています。ただし、選択肢は子供が選べる余地を作る必要があります。

 

 

生き方を選ぶのはいつなのか、誰なのか

医学部に行くコツや教育方針を知れば、そのために良い環境づくりや空気づくりをすることができるようになります。

 

しかしそういう環境を作る・作らないどちらにしても、≪子育て≫という領域では、ある程度親の願望が出てきてしまっている(親のエゴ)ことに注意しましょう。

 

強くてニューゲームの最たる例は
・親が望む道を無理やり歩かせる(レールをひかれた人生)
・子供の進みたい道を閉ざす
・親と同じ職業にさせる

 

という方法でしょう。

 

 

良い点もあると思うのですが、私の場合は、≪子供の能力の高さ=選択肢の多さ≫だと思っていてなるべくなんでも選択できる人生を歩ませてあげたいと考えています。そのための手段の一つが、自分が経験したり学んでよかった勉強方法なのです。学力が高いと選択肢が広がります。ですが、人生の選択肢は広がっているでしょうか?

 

 

学力というパラメーターを伸ばしておけば、選べる職業の幅は大きく広がります。
そのかわり、スポーツや芸術の分野では、時間をさけなければ大成することは難しくなるでしょう。

 

 

ゲームの世界では、強くてニューゲームだと、それまで行けなかったような難度の場所や、新しい発見をすることも楽しみの一つです。
こうすると強くなるかな、と思いつつ、一歩余裕を持った態度で接することができるようになると、子供の選択肢が増えていいんじゃないかなと思います。